藤原副社長 岡本社長のフォローで発言「なごむ」の声 「笑ってはいけない」で人気
闇営業問題で揺れる吉本興業の岡本昭彦社長が22日、都内で会見を開いた。反社会的勢力の会合に所属芸人が出演し金銭を受け取った問題で、吉本興業側が正式な会見を開くのは初。5時間半に及んだ会見で最終盤には同席した藤原寛副社長(50)が、岡本社長をフォローした。
辞任しない意向を表明した岡本社長は理由を聞かれ、絶句後に「いま一度、(タレントに)寄り添って、できることを全力で頑張る」などと回答。その後、再び「岡本さんにしかできないこととは」と切り込まれ、沈黙後「みんなに後で聞いときます」とコメントした。
これを受け、登壇者に「皆さんは(岡本社長を)どう思われますか」と質問が飛ぶと、藤原副社長は「(社長発言の)『みんなに聞いてみます』っていうのは、僕らのことを信頼してくれてるっていうこともあると思います。本当にお笑いに愛情を込めてっていうか、みんなで責任もって、厳しいですけれど、愛のある社長だと僕は思ってます」と気遣った。
さらに「伝えられてない人がいるのは、まだまだ僕らもしっかりしないといけないところもあると思うんですけど、ここは本当にしっかりやっていきたいと思います」と続けた。
年末恒例の日本テレビ系「笑ってはいけない」シリーズで「○○アウト~」の声でおなじみの藤原副社長は、長時間の殺伐とした会見で時折、独特のボイスでコメント。SNS上に「なごむ」の声が寄せられた。