加藤の乱 大崎会長と岡本社長辞めないなら…オレは辞める 怒りにじませて“告発”
極楽とんぼ・加藤浩次(50)が22日朝、司会を務める日本テレビ系「スッキリ」で、所属する吉本興業の大崎洋会長、岡本昭彦社長に向けて辞任を求め、現状維持であれば「オレは辞める」と断言した。午後に会見した岡本社長は、闇営業問題に対するまずさを謝罪したが、辞任は否定。加藤とは面会の場を持つ意向を示したが、他の芸人からも批判が起こり、大混乱の様相を呈してきた。
加藤は番組で、大崎会長と岡本社長に対する不信感をぶちまけた。
「今の会社の状況、大崎さん、岡本さん、皆怖がってる。こんなんで楽しい笑いができるのか、今の体制で。現場のマネジャーもそうです」と怒りをにじませて“告発”。意見もいえない社風になっていると指摘した。
加藤は「ずっと続いてた。これからも続くと思ったらこの会社にはいられない。今の社長、会長体制が続くのならオレは吉本興業を辞める」との衝撃発言で、経営側の刷新を求めた。
大崎会長を「兄貴」としているダウンタウン・松本人志に向け、松本の気持ちは理解できるとしたうえで「大先輩に対して本当におこがましいですが、みな辛い思いをして会社のトップが責任を取れない会社って、機能してるのかな」と訴えた。
加藤の発言に、ハリセンボンの近藤春菜(36)は、涙ながらに吉本へ「(所属芸人に)こんな究極の話をメディアでさせてるんだっていう事を会社の方は感じて下さい!」と何度も涙を拭いながら訴えた。
午後に会見した岡本社長は、辞任を否定。「加藤君に関しては、この会見を見て、そののちミーティング」と述べた。