吉本興業の岡本昭彦社長（５３）が２２日、所属芸人らが反社会的勢力の宴席で闇営業を行っていた問題と、批判を浴びている同社の対応に関して、都内で会見を行った。

　岡本社長の会見開始前、吉本側は時間については「無制限」と宣言。途中で異例の１０分間の休憩を挟み、５時間半の超ロング会見となった。

　しかし岡本社長は、謝罪はしたものの、報道陣の質問には、なかなか明確な回答をすることができず、質問に対しての答えがかみ合っていなかったり、経緯の説明が長すぎて結論に到達しなかったり…といった展開が続き、報道陣から「簡潔に答えていただきたい」と指摘される場面もあった。

　宮迫や亮の会見に対して反論するところがあるかと問われると、深く考え込み「ちょっと考えます」と回答できず。社長を辞任しない理由として、自身でなければできないことはとの問いには「みんなに聞いてみます」と回答し、失笑が漏れた。

　“笑いの総合商社”のトップの会見にはふさわしくないとも言える、芸能界史上に残る超ロングランの“グダグダ”ぶりだった。