サバンナ高橋「全員が食えるようになるのは無理」 吉本のギャラ取り分批判に
吉本興業所属のお笑いコンビ「サバンナ」の高橋茂雄(43)が23日、フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」に生出演。同社の岡本昭彦社長(53)が22日に会見した中で、ギャラの取り分について「平均して5(会社)対5か6対4」などと話したことについてコメントした。
岡本社長の会見での発言を巡っては、同社所属のキートン(46)がツイッターで「ギャラ5:5だったのか。てことは、私が海外に約1週間行ったあの仕事は、吉本は2万円で引き受けたのか! 優良企業」と皮肉たっぷりにツイートするなど波紋が広がっている。
番組ではこのキートンのツイートについて取り上げ、高橋にコメントを求めた。高橋は「めちゃくちゃ(ギャラが)安い、っていう体感の人は絶対いると思う」とした上で、「吉本に憧れて入って、仕事頑張っていい感じになっていったら、もちろん給料は上がっていきますし、ちゃんとしたお金をもらえるようになってくるので」と実情を穏やかに説明した。
その上で、今回の騒動を契機に、「契約書なのか、(ギャラの取り分の)割合が聞けるように」なることを願った。
今回の騒動では、吉本の若手がギャラが安くて食べていけない、ということも話題になっているが「全員が全員食えるようになるのは無理なんですよ。結局は売上げに対する割合なんで。売上げが1万円のヤツが20万円もらえる世界ではない」と苦しい時代を経験した身だからこそ、冷静に語っていた。