星野源は「人の恫喝ゴコロをくすぐる」と共演者

壇上で笑顔を見せる(左から)星野源、高橋一生、及川光博=東京都千代田区の有楽町朝日ホール(撮影・出月俊成)
城の模型を背にポーズをとる(左から)飯尾和樹、小澤征悦、高畑充希、星野源、高橋一生、及川光博、正名僕蔵、犬童一心監督=東京都千代田区の有楽町朝日ホール(撮影・出月俊成)
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 歌手で俳優の星野源(38)が23日、東京・有楽町で行われた主演映画「引っ越し大名!」(8月30日公開)の完成披露試写会に出席。共演の高橋一生(38)、及川光博(49)、高畑充希(27)、ずん・飯尾和樹(50)、小澤征悦(45)、正名僕蔵(48)、犬童一心監督(59)らとともに登壇した。

 今作は、江戸時代の姫路藩を舞台に、書庫に籠もって本を読んでばかりの侍・春之介(星野)が、突然「引っ越し侍」に任命されるエンターテイメント時代劇。当時の引っ越しは、参勤交代をはるかに上回る大掛かりな激務。失敗すれば即、切腹という状況の中、まったくノウハウがない春之介が超難関プロジェクトに挑戦する。

 トークセッションでは、春之介の上司・佐島役を演じた正名が、「このご時世にパワハラ上司を演じさせてもらいました」と、吉本興業の岡本社長による芸人へのパワハラ発言を巡る騒動をチクリ。

 「コミュニケーションがほぼ恫(どう)喝で、星野君演じる春之介に恫喝するんですが、春之介が、人の恫喝心(ごころ)くすぐるんですよ。乗せられて気持ち良く恫喝させて頂きました」と明かすと、星野は、「何ですか、恫喝ゴコロって」と笑い、「佐島はホントにムカつく役なんですよ。ホントに腹が立って、それを受け止めながらも今は我慢という感じで演じてたので、恫喝しやすかったんじゃないかと思います」と振り返っていた。

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