吉本ベテラン芸人「こいつらふぜいが。気に入らんかったら辞めろ」…社長批判の若手に
吉本所属のお笑いタレント・大平サブロー(63)が23日、大阪・MBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」に生出演。吉本芸人、特に若手による岡本昭彦社長(53)批判噴出の現状に「こいつらふぜいが言うか」「気に入らんかったら辞めろ」と苦言を呈した。
1980年に吉本入りし、「太平サブロー・シロー」として漫才ブームの中核を担い、その後、吉本から独立、コンビ解散を経て再び吉本に迎えてもらった経歴を持つサブローは、大崎洋会長を若手時代から知り、「おかもっちゃん」と呼ぶ岡本社長とも年に1回食事したりする間柄。今回の一連の騒動で、突然、若手を中心にSNSなどで経営陣批判が噴出している現状に憤った。
「時代ってすごいよな。若い人、こいつらふぜいで、これを言うか!って」と驚き、「気にいらんかったら辞めろ」と訴えた。
吉本のベテラン芸人、シルクが「ホンマホンマ」と相槌を打つと、「この状況になって出すなよ。この状況じゃない時に社長や大崎さんに言いに言っとけ。弱ったん見て、急に言い出すやろ」と上層部が弱ったのにつけ込むように、極楽とんぼ・加藤浩次に乗っかるように、批判を噴出させたことに「加藤君は腹くくったと思う。同じように覚悟決めて言ってんのか?」と納得がいかない様子だった。
シルクも「あのね、劇場借りるのにどんだけお金いるか分かってないの、みんな。ほんっとに分かってない。1000円の入場料とって、満員にしたって、お金もうかれへんから、吉本!」と説明。劇場の安いギャラに不満噴出の若手に喝を入れた。
サブローは突然不満を噴出させた若手らに「時代が変わった、俺、怖かったわ。こんなこと言うんだ、って」と話していた。