加藤浩次 吉本・大崎会長と3時間超会談でスッキリ!?24日に生報告へ
吉本興業の岡本昭彦社長(53)が、所属芸人らの反社会的勢力との闇営業問題と、批判を浴びている同社の対応に関して記者会見してから一夜明けた23日、現体制批判の急先鋒(せんぽう)である極楽とんぼ・加藤浩次(50)がMCを務める日本テレビ系「スッキリ」で会見内容を痛烈に批判した。加藤はこの日夕、同社東京本部で同社のトップである大崎洋会長(65)との会談に臨み、内容については24日の同番組で語るとした。
3時間以上に及んだとみられる大崎会長との会談を終えた加藤は、報道陣の目をすり抜けて会談場所である東京・新宿の吉本興業東京本部を脱出し、午後9時47分、タクシーで都内の閑静な高級住宅街にある自宅に戻った。
具体的な会談内容については語らなかったが、24日の「スッキリ」で話をするのか聞かれると、「ハイ」と一言うなずいて、自宅へと入っていった。長い一日を終えた加藤は、どこか吹っ切れたような表情だった。
加藤は22日の「スッキリ」で「今の社長、会長体制が続くのなら俺は吉本興業を辞める」と、衝撃的な言葉を口にした。
この日の「スッキリ」では23日に開かれた岡本社長の記者会見を批判し、「今日夕方から大崎会長と話し合う予定になっている」と予告。「その旨(今の社長、会長体制が続くのなら吉本興業を辞める)を伝えようと思っている」とし、「僕が芸能界でどうなるかはそれから」とした。
加藤は午後5時48分頃、タクシーで東京本部入り。紺のスーツに身を包み、緊張感を漂わせながらの“出社”で、押し寄せた報道陣に車内から軽く会釈。タクシーを降りて建物に入る際も、険しい表情で約100人に達した報道陣の方をちらりと振り返った。報道陣からの問いかけには反応しなかった。
同本部前には午前中から報道陣が集結。午後3時頃には警察官が出動し、交通整理を始めた。向かいには国内有数の飲み屋街・新宿ゴールデン街がある。会談が行われていた午後7時頃には見物人も多数集まり、周辺は200人以上の人であふれかえった。