MBS社長 吉本の「テレビ5社大丈夫」発言に首ひねる「何を言っているのか」
毎日放送の三村景一代表取締役社長(64)とMBSメディアホールディングスの梅本史郎代表取締役社長(66)が24日、大阪市内の同局で会見した。
一連の吉本興業の闇営業問題で、反社会勢力から金銭を受領していた雨上がり決死隊・宮迫博之とロンドンブーツ1号2号・田村亮の20日の謝罪会見の際、亮が「吉本側から『在阪在京のテレビ5社は株主だから大丈夫』と言われた」と不信感を告白したことについて質問が飛んだ。
三村社長は、22日の吉本興業・岡本昭彦代表取締役社長の会見で、同社の法務担当が「(吉本側の)弁護士が、先方の弁護士に対し、(亮が希望した)生放送をするために時間の配慮などをしないといけないと話したもの」と回答したことを含め、「何をおっしゃっているのかよく分からなかった」と首をひねった。吉本側から配慮などの要請については「あるわけない」と即答した。
また、梅本社長は「吉本興業が株主の目から見て、正さないといけないと意見が必要なときは、株主権の中で言わないといけない」と話した。