小栗主演「人間失格」ベネチアに出品決定 「自信持って見てもらえる」
俳優の小栗旬(36)が25日、都内で行われた映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(9月13日公開)のジャパンプレミアで、舞台あいさつを行った。
壇上では、同作が今年の8月28日(現地時間)にイタリアで開幕する「第76回ベネチア国際映画祭」のジャパン・フォーカス部門で上映されることが司会者から発表された。蜷川実花監督(46)は「たくさんの方に見ていただけるのが、すごいうれしいです」と満面の笑み。主人公の作家・太宰治を演じた小栗も「とても自信を持って見てもらえる映画です」と力強く語った。
映画は太宰と、関わりのあった3人の女性との愛や人生を描いた作品。共演の沢尻エリカ(33)が上流階級の娘・静子、二階堂ふみ(24)が愛人の美容師・富栄、この日は欠席していた宮沢りえ(46)が妻の美知子をそれぞれ演じている。それぞれ形の違う愛を描いており、小栗は「楽しさ半分、しんどさ半分でした」と撮影を振り返った。また、「人間失格」を書くことを薦める編集者・佐倉を成田凌(25)が演じている。