石崎氏の離党勧告要請へ 自民新潟県連、パワハラ問題で
自民党の石崎徹衆院議員(35)=比例北陸信越=の秘書に対するパワハラ問題で、自民党新潟県連は25日、緊急役員会議を開き、石崎氏に離党勧告や除名を含む厳正な処分を出すよう党本部に求める方針を決めた。県連幹部が26日に東京の党本部を訪れ、要請文書を提出する。
県連によると、殴られたり蹴られたりしたとして秘書が新潟県警に被害届を出したのを受け、石崎氏は23日に東京都内で県連幹部と面会した際、秘書への暴言やパワハラを認めた。県連は25日、新潟市で記者会見し、会長の高鳥修一衆院議員は「社会的に大きな問題になっており、県連として看過できない」と述べた。
21日投開票の参院選新潟選挙区では、自民党の現職だった塚田一郎氏が落選。小野峯生県連幹事長は「本人も認めている暴言、度重なるこれまでの女性スキャンダル、参院選への重大な影響からこの結論になった。県民の自民党への信頼が大きく失墜した」と話した。