東野幸治 「ワイドナショー」で泣いた理由…スリム、2700は会見も開けない

 タレントの東野幸治が28日、カンテレ「お笑いワイドショー マルコポロリ!」(日曜、後1・59)に出演し、21日にフジテレビ系で放送された「ワイドナショー」において所属事務所の吉本興業の問題を取り上げた際に感極まって泣いてしまった理由を語った。

 21日の「ワイドナショー」では前日に宮迫博之、田村亮が涙ながらの会見を開いて詐欺被害者への謝罪と、吉本の岡本昭彦社長から言われたとされる言葉を明かした。「ワイドナショー」はこれを受けて緊急生放送となった。

 東野は「1時間15分の番組でVが20分だけ。トークが持つのかと」とVTRを見る時間が20分と少なかったことから不安があったことを訴えた。「トークがもたなければ俺の司会者としての力量が疑われる」と緊急の生放送という事態への率直な思いを表した。

 生番組で東野が泣いたことが話題になり、月亭方正は「真意を教えて下さい。あれを見て僕は泣いたんです」ともらい泣きしたことを明かした。東野は「始まったら、しゃべりだしたらいろいろ言いたいことも出てきて感情も高ぶったんです。恥ずかしいと思ったらネットニュースで『東野が泣いた』」と放送後に話題になったことを自ら触れた。

 方正は何が「琴線に触れたのか」と尋ねた。東野は「スリムクラブとか2700とか」と後輩芸人の名前をあげた。「宮迫さんと亮さんのことは分かったけど後の人のフォローはしてないと思うし。この2組は無期限謹慎状態で。報道されるのも嫌だろうけどされへんのも嫌やろうな」と芸人としての心境を思いやった。「いてないことになる辛さもあるじゃないですか。ここは(宮迫と亮)まだ、タレントのパワーもあるから意見聞いてくれるけど、この人たちは会見も開けないと思ってたら泣いちゃった」と振り返った。

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