ビートたけしが２８日、テレビ朝日系「ビートたけしのＴＶタックル」（日曜、前１１・５５）に出演し、吉本興業の岡本昭彦社長が２２日に会見した際、「勘当」という言葉を使ったことに、「意味分かってんのかね」と疑問を呈した。

　番組では、宮迫博之が２０日に開いた会見の一部を放映。岡本社長から言われたとして、「会見したらええ。そのかわりお前ら連帯責任で全員クビや。俺にはお前ら全員をクビにする力がある」との発言部分を伝えた。

　岡本社長は２２日に開いた会見でこの発言について圧力を否定。「僕自身はまったくそういうつもりはなく、父親が息子に『もうお前、勘当や』みたいなつもり」と答えた部分を放映した。

　たけしは「この社長の『親が子に勘当するぞと言ってるようなもの』。勘当って意味分かってんのかね。勘当ってのは完全に出入り禁止で勝手に生きていけっていう意味。もっとひどい意味なのに、もっと軽い意味で考えている」と首をひねった。