日本テレビ 吉本興業に文書で3点申し入れ 反社との関係遮断など要求
日本テレビが29日、都内の同局で定例の社長会見を開いた。小杉善信社長(65)が、一連の吉本興業を巡る問題を受け、26日付けで以下の3点を、文書で要求したことを明かした。
(1)第三者委員会を設置し、事実関係の確認を早急にする。
(2)反社会勢力との関係を遮断する施策を速やかに公表する
(3)企業としてのガバナンスを徹底する
文書で申し入れをした理由は「しっかり文書で回答してほしい」からだという。
吉本興業からは、この会見の時点で回答は届いていないとした。
同局系の番組「行列のできる法律相談所」に出演していた雨上がり決死隊の宮迫博之(49)について「出演を取りやめている状況に変化はない」とした。
また情報番組「スッキリ」の司会を務める加藤浩次(50)が、「吉本経営陣が辞めなければ、吉本を辞める」と話したことに関しては、仮定の話に答える段階にない旨を話した上で、番組降板も「全く考えていない」とした。加藤はこの日の同番組で、騒動について一切触れず、自身の進退も語らなかった。