俳優の高橋一生（３８）が３０日、都内で行われた電子書籍配信サイト「コミックシーモア」の新ＣＭ発表会に出席し、少年時代からの“コミック愛”を披露した。

　高橋は現在、ＴＢＳ系ドラマ「凪のお暇」に出演中。コナリミサトさんの人気漫画を実写化したもので、高橋は主人公・凪にモラハラの限りを尽くす我聞慎二を演じている。「コナリさんの描く漫画は絵柄がとてもかわいらしいんですよ。実際のお芝居ではヘビーなシーンが多いんですけど、漫画ではとてもライトになっている」と分析してみせた。

　さらに高橋は、漫画が「そばにいつも寄り添ってくれる存在」と感謝し、「一貫して好きな物は変わっていない」と明かした。具体的に「少年ジャンプが大好きでした。今も“ドラゴンボール”や“ジョジョ（の奇妙な冒険）”は好きです。こぞって毎週月曜日の発売日に走り回って、早く売っている所を探して、みんなで漫画の話をしました」とうれしそうに話した。

　漫画は俳優生活にも影響があり、高橋は「哲学的なことも盛り込まれていて、僕の血肉となっている。漫画がなかったら、お芝居で“こういうことをやってみよう”というスイッチングの起点にもならなかったと思う」とも振り返った。

　３１日から全国でオンエアされるＴＶ－ＣＭで、高橋は初めてという“精霊”を演じ、“コミックシーモアの精”として、仕事や家事で頑張った女性を電子コミックで癒やす。