釈由美子のギャラ未払い報道 事務所側「支払うべき金額を過少に」全額未払いは否定
女優の釈由美子が30日、ブログを更新し、一部で1年半に渡って給与未払いなどと報じられたことに「誤解を招く間違った内容も多く見られた」として「訂正させて頂きます」と事務所のHPを添付。HPには「本来支払うべき金額を過少に見積もった金額をお支払いしていたことは事実」として、1年半に渡ってギャラ未払いとする報道を否定している。
釈が業務委託契約を結んでいる事務所は、一部で釈に対し1000万円にのぼる給料の未払いが発生していると報じられたが、それに対し「回答の意図や内容について掲載記事と事実が異なるため弊社として改めてコメントを発信し情報の修正を申し上げる」として改めて文書で説明。給与未払いは「事実と異なる」とし「ただ数年に渡り本来支払うべき金額を過少に見積もった金額をお支払いしていたことは事実であり、積算された本来受け取る金額との差額について、釈氏と協議の上、支払い計画を講じて支払いをしております」と説明している。
また釈が個人事務所を立ち上げたのは金銭に絡む「ブチ切れ独立」ではないとも訴え、ギャラの割合についても「契約上の機密事項のため情報の開示はしておりません」とした。
釈はブログで「本来ならタレントの情報について、注意深く管理しなければならないはずの事務所から、不用意にこのような情報が出されたことに正直困惑していますが」と不信感をにじませながら「詳しくは事務所の発表の方でもお伝えしておりますので、ご確認頂けますと幸いです」と事務所HPのURLを掲載。
デビュー以来「お世話になった」という事務所創業者が3年前に退任して以降、「会社の代表が何人も交代するという混乱に翻弄(ほんろう)されながらも、粛々とお仕事をさせて頂いておりました」ともつづり「そのような背景のなか、今回のような報道で世間の皆様をお騒がせしてしまったことを大変遺憾に思います」と心情を明かした。