田口被告&小嶺被告、勾留取り消し 保釈金300万円は返金
大麻取締法違反(所持)の罪に問われたKAT-TUNの元メンバー・田口淳之介被告(33)と、元女優・小嶺麗奈被告(39)の、30日に予定されていた判決が検察側の請求によって延期になったことを受け、東京地裁は同日、2人の勾留を取り消す決定をした。
2人は6月7日に保釈されたが、今回の決定で保釈の状態ではなくなるため、保証金300万円はそれぞれ返金される。小嶺被告の弁護人である望月宣武弁護士は自身のツイッターで「迅速かつ公正な判断」としている。
「弁護士法人・響」の西川研一代表弁護士によると、保釈中も制限住居など一部の制限を受けることから勾留状態と判断される。同日の判決で勾留は終了する予定だったが、検察側の事情で延期となったことで、自由の制限を解除するための取り消しであり、量刑には無関係とみられるという。