古川雄輝、大黒柱の覚悟 6月に結婚、秋にパパ 村上作品舞台に「身を引き締めて」
俳優・古川雄輝(31)が31日、東京・よみうり大手町ホールで、主演舞台「神の子どもたちはみな踊る after the quake」の初日を迎え、開演前にヒロイン役の松井玲奈(28)と会見した。
人気作家・村上春樹氏(70)の短編2作が原作の、阪神淡路大震災後の人々の心を描いたストーリーで、2005年の米公演に続き日本に“逆輸入”。3年半ぶりの舞台で作家役を演じる古川は、村上作品の魅力を「いろんな比喩があって、捉え方は人それぞれ。深読みをして、ハマるのだと思います」と分析した。
自身も執筆活動に取り組む松井は、「村上さんは読む側に余白を与えてくれるので、読み終わっても楽しめる」と敬意を払った。同劇場での上演は8月16日まで。
また、古川は年上の一般女性と6月22日に結婚し、第1子が秋ごろに誕生予定であることを発表後、初の公の場。「結婚もしましたので、身を引き締めてこの舞台を頑張りたいと思います」と“大黒柱の覚悟”をにじませていた。