三遊亭金馬「生き戻って参りました」…1年前に緊急入院

「落語協会 夏の寄り合い」で元気な姿を見せた三遊亭金馬=東京・浅草
「落語協会 夏の寄り合い」で次男・三遊亭金時(左)と握手を交わす三遊亭金馬=東京・浅草
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 来年秋に「金翁」を襲名する、落語家の三遊亭金馬(90)が31日、都内で行われた、「落語協会 夏の寄り合い」に出席した。

 金馬は昨年7月、心不全のため緊急入院し、心筋梗塞を起こしていることも判明。数日間意識が戻らず、危険な状況から回復した。この日は元気な姿を見せ、「去年の今日は病院で生きるか死ぬかで、生き戻って参りました」と一年前の緊急入院を振り返り、「みんな応援しようと言ってくれているので、元気でいるつもりで、もうちょっと居させてもらいます」と笑顔で語った。

 金馬は、今年6月に自身の体調などを理由に、「金馬」を落語家で次男の三遊亭金時(56)に譲ると発表。「金馬」の襲名について金時は、「金馬たる実力があるか分からないが、全力で頑張る」と意気込んだ。

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