梅沢富美男&コロッケ、宮迫に助言…「まずはみそぎ」「復帰どうこうじゃない」
俳優の梅沢富美男(68)とタレントのコロッケ(59)が1日、大阪市内で、ともに座長を務める「新歌舞伎座開場60周年記念特別企画 梅沢富美男 コロッケ 特別公演」(2日初日)の会見を行った。
舞台初共演の2人だが、息はピッタリ。梅沢が「明治座で(コロッケの芝居を)2回見させていただいた、ふざけてやってると思ったら、細かいところまで研究して、俳優さんなんだなと思った」と絶賛すると、コロッケも「ご一緒することで不安もたくさんあるけど、うれしい方が先立ってる」「勉強になることがある。盗ませていただく」と笑顔で明かした。
反社会勢力のパーティーに参加して金銭を受領していた雨上がり決死隊・宮迫博之(49)らの闇営業騒動を発端として、吉本興業の内部問題につながっていった一連の話題について質問が飛んだ。
コロッケは「吉本のことは部外者なので何も言えない」とする一方、「宮迫という一芸人はやらなければいけないことがある。次にどっちに行きたいとかよりもまずはみそぎ」とピシャリ。「最初に(金銭授受はないと)ウソをついて世間や会社を騒がせた。みそぎをちゃんとやって、一生やり続ける覚悟でやっていけば、(その先に)芸人として世間の方々から認めてもらえるときが来る」と事務所の移籍や復帰などは“時期尚早”とした。
梅沢もコロッケに同調。「騒動といっても吉本の会社の話」としつつ、「宮迫君はああいうことになって、会見をしたけど泣くことはない、不満があったかもしれないけど、(所属の)吉本のことをああだ、こうだと言うのはちょっと間違いかな」と涙の謝罪会見が事務所の“告発”になったことに違和感を隠さなかった。さらに、「(まずは)みそぎ。しっかりやらないと、復帰どうこうじゃない」と思いを口にした。
また、梅沢は、今回の騒動渦中に口頭契約への不満を口にする若手芸人が相次いでいることに「(自身と会社の取り分が)2対8、1対9って、(今まで)ネタにしてきたでしょう」と不満そうにコメント。コロッケも「芸人で売れたいから、僕もバイトしてた。グチを言うのは筋違い」とうなずいた。寿司店でアルバイトを3年していたという梅沢は「契約してたら、10年やめられないとかある。契約してないなら、嫌だったらやめればいい」と厳しく言い放った。