お笑いコンビ・ロンドンブーツ１号２号の田村淳（４５）が１日、都内で、取締役会長を務める「株式会社がちキャラ」の設立会見に登場した。吉本興業の大揺れの発端となった闇営業問題で謹慎中の相方、田村亮（４７）の近況について報告。「ウソつきは謹慎の始まり。ウソをついたら信頼を損なう」と“本心”を漏らして断罪しつつ、連日電話で連絡を取り合っていることを明かし、吉本に在籍したままでのコンビ継続を願った。以下、一問一答。

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　（会見）

　－不安を持つキャラクターを世に出す新会社、不安を持つ芸人とのコラボは。

　「いい質問ですねぇ。不安になっている芸人がいるなら、生身の人間でも『僕はこういうキャラだ』と言い張ってもらえたら、プロデュースしていきたい」

　－この会見は直営業か。

　「この会社に出資してますが、会見は吉本興業さんを介しているので直ではない。（吉本とは）契約書がないですから、勝手に動いて、怒られたときに話し合うスタイルでやってきた。いまのところ吉本にノーと言われたことはないので、契約書がないスタイルの方が自由にいられるのかもしれない」

　（囲み取材）

　－吉本にはどう変わってほしい。

　「ファミリーだっていうなら、ファミリーとして扱ってほしい。僕はファミリーじゃなくていいと思ってる派。すごくドライに契約書があっていいと思うんですけど」

　－独立して“田村興業”を作る気は？

　「（食い気味に）まったくございません！！」

　－騒動の中で誰と話を。

　「岡本社長とはしゃべりました、会見後に。『後輩たちの処分を早めに（解除してほしい）』って。いつもより３０％くらいの声だったので、気力を使い果たしたんじゃないですか」

　－一部芸人の謹慎が９月で解けるという報道も。

　「僕も警察のお世話になって謹慎したことがあるんですけど、出口がないとすごく厳しいんですよ。メンタルが壊れてくる」

　－後輩に差し入れした。

　「米俵を５キロくらい。『千と千尋の神隠し』で、つらいとき、にぎり飯を食べて泣いてる女の子がいたので、（謹慎中の後輩）１１人に送りました」