ロンブー淳 亮に熱望、吉本在籍のままコンビ継続「せかさず見守りたい」

 お笑いコンビ・ロンドンブーツ1号2号の田村淳(45)が1日、都内で、取締役会長を務める「株式会社がちキャラ」の設立会見に登場した。吉本興業の大揺れの発端となった闇営業問題で謹慎中の相方、田村亮(47)の近況について報告。「ウソつきは謹慎の始まり。ウソをついたら信頼を損なう」と“本心”を漏らして断罪しつつ、連日電話で連絡を取り合っていることを明かし、吉本に在籍したままでのコンビ継続を願った。

 先月20日に亮が雨上がり決死隊・宮迫博之(49)と、涙の会見を開いてから、初の公の場となった淳。開口一番、「5時間半はかからないようにします。きちんとテープを回して取材してください」と一連の騒動での岡本昭彦社長(52)の言動をイジった。序盤こそキャラクターに無理やり絡ませた質問を求め、大喜利さながらのやりとりとなったが、リポーターと質疑応答する囲み取材ではしっかり“核心”に触れた。

 渦中の亮の近況を、「毎日話してますが、感情の起伏が今は激しい。落ち込んでるときも、無理して笑ってるときもあるので」と説明。介護の勉強に取り組んでいるという報道もあったが、「『こういう詐欺がある』と啓蒙活動で、お年寄りに言って回りたいと。その準備をしています」と訂正した。

 吉本退社の意思を示している亮へ、淳は「がちキャラ」への“移籍”を、LINEで誘ったという。「キャラクターとしての所属で大丈夫と思ってましたが、既読スルーでした」と冗談交じりに打ち明けた。

 吉本が亮との交渉を求めていることも明かし「心の問題なのかアイツはまだソコに行けないけど、せかさず見守りたい。僕としては戻ってきてもらいたい」と元サヤ残留を熱望。「ロンドンブーツも守りたいし、僕も岐路に立たされている。吉本興業じゃなかったら、僕は世の中に出てこられなかったので」とコンビ愛と愛社精神のはざまで揺れていた。

 またこの日、関係者への取材で、吉本が社内に設置した経営アドバイザリー委員会の第1回会合が来週中に開かれることが分かった。同委員会は国際医療福祉大学教授の川上和久氏(61)が座長。淳が指摘する、契約問題などがようやく動き出すことになりそうだ。

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