女優の水野美紀（４５）、松本まりか（３４）、俳優の小池徹平（３３）、小手伸也（４５）、元ＴＢＳの田中みな実（３２）、脚本家の鈴木おさむ氏（４７）が２日、都内で行われたＡｂｅｍａＴＶオリジナルドラマ「奪い愛、夏」（８日午後１０時スタート）の取材会に登場。共演者が田中の演技を絶賛した。

　田中は、水野が演じる女社長が経営する会社の広報部社員役。「（同僚に対し）親友と思って友情を押しつける、ＯＬさんでよくいる空気を読まない子」を演じる。ドラマの前半こそフレンドリーだが、後半になるにつれ、水野の演じる社長を取り込みブラックな性格の本性を表していく。

　連続ドラマはこれで２本目という田中だが、演技について「バラエティでは顔を動かした方がかわいく見えるので動かすが、（松本）まりかちゃんとかは顔が動かないので、ののしるシーンとかは顔を動かさないでやりました」というと、水野は「そういう客観視する目を持っている。役者に向いてる」と絶賛。

　小手も「抜群です。抜群にイラッとする」と言うと、松本も「本当にポテンシャルがすごい。どこまですごくなるのか」と舌を巻き、田中もうれしそうだった。

　同ドラマは１７年１月から３月までテレビ朝日系で放送され、ドロドロの愛憎劇が話題に。今回も水野演じる敏腕女社長の怪演に注目が集まる。