天木じゅんが涙…NHKドラマでアイドル役 仮面女子の卒業ライブできず未練

NHKのドラマ内で結成されたアイドルグループ「サニーサイドアップ」のメンバーを演じた(左から)白石聖、田中珠里、松田るか、松川星、天木じゅん=大阪市のNHK大阪放送局
アイドル時代を思い出して涙を流した天木じゅん=大阪市のNHK大阪放送局
アイドル時代を思い出して涙を流した天木じゅん=大阪市のNHK大阪放送局
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 NHKドラマ「だから私は推しました」(土曜、後11・30)に出演中のタレントの天木じゅん(23)が3日、大阪市内で、演じている5人組アイドル「サニーサイドアップ」のメンバーとして「BKなつ祭り」のステージでパフォーマンスした。

 2回のイベントで1000人超が集結。「サニー-」には大歓声が送られ、天木は得意のダンスとトークで盛り上げた。15年に仮面女子を卒業した天木は会見で「(当時)卒業ライブができずにやめて、ファンにバイバイできなかった」と後悔があったことを告白。

 離れていったアイドル時代のファンへお礼を言えずじまいだったと思っているところに、今作のオーディションの話が来たという。天木は「絶対に(アイドル役を)取りたいと思った」と涙を流し、この日の声援にも感謝した。

 略称「サニサイ」の5人は極めて仲が良く、この日も控室は5つ用意されたが、1つの部屋に集まっていたというほど。全8話のドラマが終了する9月14日までの活動予定だが、「(ドラマ終了までの)期間限定だから全力でやれる。ズルズルやるっていうのは…」というリーダー役の松田るか(23)を除く4人は、ライブなどにも前向きだ。

 白石聖(20)は「このグループを愛してるので、もっと多くの人にサニサイが広がっていけば」といい、田中珠里(20)も「大きなところでライブをしたい」と笑顔。松川星(22)も「もう1回、このメンバーでもっと広いところでライブができたら」というと、天木が「この5人でいると、すごい信頼感がある。(日本)武道館も埋められるんじゃないかなと思ってる」とニヤリ。さらに、天木は「年末にはドラマも盛り上がっていると思うので、夢は大きく紅白に出たい」と大目標を掲げた。

 NHKサイドは「今後は未定」としたが、盛り上がり次第では、続きの展開があるかもしれない。

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