元メンバーの山口真帆（２３）が受けた暴行被害に端を発する騒動に揺れ、事実上の活動休止状態だったアイドルグループ・ＮＧＴ４８の劇場公演が、８月中に再開する見込みであることが３日、分かった。

　ＮＧＴは同日、東京・お台場で行われたアイドルイベント「ＴＯＫＹＯ　ＩＤＯＬ　ＦＥＳＴＩＶＡＬ（ＴＩＦ）　２０１９」に出演。対外的なイベントは１月３日以来７カ月ぶりとなった。新潟市内の専用劇場で行われていた定期公演は、今年に入って一度も行われていなかった。

　この日は実質的な再出発となり、荻野由佳（２０）、中井りか（２１）らがツイッターでファンに感謝。劇場支配人の早川麻依子氏も自身のツイッターで「今日はＮＧＴ４８にとって大きな一歩となりました」とつづった。

　劇場公演の再開に向けてもすでに動いており、関係者によると、今月末に予定されている村雲颯香（２２）の卒業公演よりも「少し早くなるかもしれない」という。すでに地元・新潟のメディアにはメンバーを連れて訪問しており、本格的な再始動への準備は着々。４月２１日に行った「千秋楽公演」以降、既存のチームを解体し、「１期生」と「研究生」に組織再編されており、新グループによる公演再開となる。