次期大河「麒麟がくる」に尾野真千子、向井理、風間俊介、伊吹吾郎が出演
俳優・長谷川博己が戦国武将・明智光秀を演じる次期NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(2020年1月5日スタート予定)に俳優の尾野真千子、向井理、風間俊介、伊吹吾郎が出演することが7日、新たに発表された。
尾野は架空の人物で旅芸人の女座長・伊呂波太夫、向井は足利幕府の将軍・足利義輝、風間は徳川幕府の初代将軍・徳川家康、伊吹は戦国武将・今川義元の軍師・太原雪斎をそれぞれ演じる。
尾野は「今度いつ出てくるのかしら、次はどんなことをしでかすのかしら、そんな風にワクワクしてもらえるような人物になればいいな」と抱負を述べた。
11年の大河「江」で初めて時代劇に出演し、脚本の池端俊策氏とは「そろばん侍」で組んだ向井は大河を「ある意味自分にとっての原点」と位置づけ、「(大河と池端氏に)恩返しができれば」と意気込み。
家康という超大物を演じる風間は「考えれば考えるほど身体と心が震える」と率直に打ち明け、「家康のように広い目を持って撮影に臨みたい」と語った。
昭和では「国盗り物語」や「草燃える」など、平成では「新選組!」など多くの大河ドラマに出演してきた伊吹は「昭和から平成そして令和と大河ドラマに出演させていただけること、誠に嬉しく思います」と、3つの時代に渡る大河出演を喜んでいる。
制作統括の落合将氏は、尾野が「足尾から来た女」、「夏目漱石の妻」で、向井が「そろばん侍」で池端ドラマに出演したことで「池端作品の集大成」と今回の配役を言い表し、家康を風間に託したことについては「いまもっとも脂がのっている風間さんに、このドラマの後半のうねりを大きく背負っていくことになる三英傑の一人、徳川家康を演じていただきます」と説明している。