はるか・かなた 1年7カ月ぶり漫才も“薄毛にフーッ”不発 手術からかなた復帰
「すまんのぉ~」「つらいのぉ~」などの必殺フレーズと“ほら吹き漫才”でのおぼっちゃまキャラで人気を博し、6月1日に死去した「横山たかし・ひろし」の横山たかしさん(享年70)の追悼公演が10日、大阪・心斎橋角座で行われ、森脇健児(52)ら松竹芸能の仲間が笑いで追悼した。また、たかしさんのモノマネを続けてきたラジバンダリ西井(44)が相方を務め、「たかし・ひろし」を復活させた。
追悼公演では、腰部脊椎管狭窄症を発症し、手術・休養していた「海原はるか・かなた」の海原かなた(71)が復帰し、相方の海原はるか(71)と1年7カ月ぶりに漫才を披露して沸かせた。
昨年3月に手術し、5カ月間入院。今年1月までは車いす生活だったが、「もういっぺん復帰したい」と週5回リハビリに励んだ。
「ブランクあってうまくいくか不安だった」というが、張りのある声で舞台は爆笑の連続。はるかの薄毛を吹き飛ばすおなじみのギャグでは、うまく髪がなびかず、はるかに「下手やなあ!」とツッコまれる“事件”も発生した。
しかし終演後、はるかが「普通は朝、髪を洗うんですが、疲れたんで昨日、夜に洗ってしまって」と明かし、猛省。かなたは「(髪が)ベタッとして飛べへんわ」と抗議して笑わせた。