タレントの中山秀征が１２日、東京・恵比寿で行われた「ヒデライブ２０１９　ＴＨＥ令和もヒッパル」に出演した。中山にとって３年連続となる音楽ライブの開催。６０年代のグループサウンズロックをはじめ７０～８０年代の昭和ヒット歌謡曲を中心に、約７３０人のファンを熱狂させた。

　「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」では、“じゃない方”の芸人で構成された「ジャナイズ５」（アンガールズ・山根、我が家・谷田部、フォーリンラブ・ハジメ、ブリリアン・コージ＆ダイキ）が登場。“じゃない方”のエピソードを披露して沸かせた。ザブングル・松尾陽介（４２）もメンバーの１人だったが、闇営業問題で現在謹慎中で、中山は「ワケあって１人欠席しています」と事務所の先輩として謝罪。「皆さんにご迷惑をお掛けして、今、一生懸命ボランティア活動などをしていますが、間もなく復帰できると思います」と近況を報告した。

　スペシャルゲストにはかつての人気番組「ＴＨＥ　夜もヒッパレ」で中山とともにレギュラーだったモト冬樹（６８）、人気グループ・ＭＡＸらが登場。９０年代の平成の名曲を交えた「ヒッパレメドレー」でファンを湧かせた。

　終盤は、石原裕次郎さんの「夜霧よ今夜もありがとう」などムード歌謡を歌い上げ、ラストでは、３４年前の日航機墜落事故で亡くなった坂本九さんの「上を向いて歩こう」を熱唱。この日は坂本さんの命日で、中山は「九さんも、上を向いて歩いていけと言ってくれてるんじゃないかと、思いを込めて歌います」と呼びかけた。