関ジャニ村上 フジ系五輪キャスター 初の大役に「うれしさ半分、ドキドキ半分」
関ジャニ∞の村上信五(37)が、来年のフジテレビ系「東京2020オリンピック」のメインキャスターに就任することが14日、分かった。村上が五輪キャスターを務めるのは初めて。これまで、同局系の「村上信五とスポーツの神様たち」など、多くのスポーツ番組でMCを経験してきた村上が、培った豊富な知識と取材力で、自国開催の真夏の祭典を誰よりも熱く伝える。
自国開催の五輪で、初の大役を務める。村上は「うれしさ半分、やはりちょっとドキドキ半分というのもあります」と心境を語った。
「よくこんな関西弁のヤツを使ってくれたなという思いもあります」と謙遜するが、描くのは持ち味を生かしたキャスター像だ。「アスリートの方が少しでもホッとできるようなインタビューや、リラックスした表情を引き出せるようなキャスターになれるといいなと思います」と自分らしさを交えながら熱い戦いを届けるつもりだ。
村上自身も少年時代にバスケットボールに情熱を傾けるなど、スポーツへの思いは深い。そして、これまで数々のスポーツ番組で競泳・瀬戸大也選手(25)、陸上・山縣亮太選手(27)、テニス・錦織圭選手(29)、卓球・張本智和選手(16)らに密着し、トップアスリートの神髄に迫ってきた。取材で培った豊富な知識には定評がある。「数々のアスリートのみなさんから得た言葉は本当に千差万別ではあるんですが、間違いなく、最高に輝く姿を見せたいという思いはすべてのアスリートの方が一緒だと思います」。世界の頂点を目指す競技者たちに、リスペクトをにじませた。
日本列島のみならず世界中の注目が集まる祭典に、「次世代のスターが、東京オリンピックで誰になるのかもぜひ期待したい」と今から心躍らせる。東京五輪メインキャスター就任に伴い、“前哨戦”として、25日から開催される「2019世界柔道選手権 東京大会」の中継にスペシャルゲストとして登場する予定だ。