斎藤工と榮倉奈々 菅田将暉&小松菜奈と“四角関係”中島みゆき名曲「糸」映画化
女優の榮倉奈々(31)と俳優の斎藤工(37)が、シンガー・ソングライター、中島みゆき(67)の名曲を基にした映画「糸」(来年4月24日公開)に出演し、ダブル主演の菅田将暉(26)、小松菜奈(23)との“四角関係”を演じることが15日、分かった。
平成元年に生まれた北海道の青年と少女が、出会い、別れを繰り返しながら再び巡り会うまでの18年間を描いたラブストーリー。榮倉と斎藤は、主人公たちがすれ違っている間に恋仲となる役どころで、運命の糸を複雑に絡ませていく。
カップルとなる榮倉と菅田、斎藤と小松はそれぞれ初共演。榮倉がチーズ工房の先輩、斎藤がファンドマネージャーを演じる。瀬々敬久監督(59)とは「アントキノイノチ」(11年)、「64」(16年)に続き3度目のタッグになる榮倉は「めぐり逢いの幸せを感じさせていただいています」と腕を回し、チャーミングな悪役の斎藤は「名作になる要素しかない」と意気込んでいる。
榮倉と斎藤以外にも山本美月(28)や二階堂ふみ(24)ら13人の出演者が新たに発表された。菅田と小松を含めた15人全員が主演作を持つ豪華な顔ぶれが集結した。
プロデューサーの平野隆氏は「登場人物たちが縦の糸と横の糸となって、まるで一つの布を織り成すような物語となっています。複雑に交差しながら、この物語の舞台である平成という時代を彩ります」とコメント。モチーフとなった「糸」の歌詞を引用しながら、実力派たちの競演に期待した。