三山ひろし、師匠・中村典正さんへ「本当に偉大な存在でした」 肺炎で死去
歌手・三山ひろし(38)の師匠で義父の作曲家・中村典正さん(なかむら・てんしょう、本名中村貞夫)が16日に肺炎のため亡くなった。83歳。これを受け、21日、三山が悲しみのコメントを発表した。
三山は「上京して右も左も分からない私を、歌手・三山ひろしとして世に出して下さったのが、まさに中村典正先生でした。歌だけでなく、人としての生き方も教えて頂きました」と感謝。また「父親のいない私にとって本当に偉大な存在でした。今は感謝の言葉しかありません」ともコメント。
「これからは師匠から頂いた多くの歌の宝物を、より一層輝くように、歌の道を精進して参ります」と、天国の師匠に約束していた。
中村さんは63年に北島三郎の「田舎へ帰れよ」で作曲家デビュー。2作目となる「仁義」が大ヒットとなった。次女・洋子さんは12年3月に三山と結婚、一男一女をもうけている。