「レイラ」ギター 1億3000万円で落札 デュアン・オールマンが使用
名曲「いとしのレイラ」のレコーディングで“スカイドッグ”ことギタリストの故デュアン・オールマンが弾いたギブソンのギターが、米競売会社「ガッタ・ハブ・ロック・アンド・ロール」のオンライン・オークションに出品され、125万ドル(約1億3千万円)で落札された。同社が21日明らかにした。
同社によると、落札されたのは、デレク・アンド・ザ・ドミノス(エリック・クラプトン、ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードン)が1970年に録音したアルバム「いとしのレイラ」に、デュアンがゲスト参加して使用した57年製のレスポール・ゴールドトップ。「レイラ」の愛称でも知られる。
デュアンとグレッグ兄弟らによるオールマン・ブラザーズ・バンドのデビューアルバムなどでも使用され、ジョージア州メーコンにある同バンドの記念館に展示・保管されていた。落札者名は明らかにされておらず、1年の半分は同館での展示を続けるという。