橋下徹氏 サンジャポ降板の失言「アウトでしたね」…中国買春ツアー巡り
元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(50)が24日、読売テレビ「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。14年前の「サンデー・ジャポン」(TBS)降板騒動について振り返った。
2005年、日本企業が中国に旅行し、現地女性に対する“買春ツアー”が問題になったことを「サンジャポ」で取り上げた際のこと。茶髪にサングラスの異色弁護士でコメンテーターとして出演していた橋下氏は「日本人による買春は中国へのODA(政府開発援助)みたいなもの」と発言。この発言の責任をとり、番組を降板した。
当時を振り返り、「無理していろいろ考えた」と反省。「どういう風に言ったらこの問題を考えてもらえるかな、と思った時に『これは問題は問題だけど、中国の現地の女性はそれで仕事が成り立っている』と言おうとした時に、『これは日本のODAみたいなもんだ』って言ったらアウトでしたね」と説明し、苦笑いした。
その前にも同番組内で不適切発言を「イエローカードをもらってた」といい、「もう2度目だったんで。一応コメンテーターとしてお金をもらって、プロとしてやってるのに、2度(番組が)訂正をいれなきゃいけない(ことになった)。やっぱりこれはレッドカード、やめなきゃいけないだろうな、と」と降板を決意。どうせやめるなら、「生放送中に宣言しよう」と思い、ひな壇に座っている時に前に出て行き、「今日でやめます」と自ら降板を宣言した。
これに慌てたのが寝耳に水の番組側。急きょCMを入れ、プロデューサーらがスタジオに降りてきて「とりあえず外にでましょう」と両腕をつかまれ、スタジオの「外に出された」と笑いながら明かしていた。
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