春名風花「声を大にして書く」 いじめている人へ「学校なんて来なくても良いんだよ」

 女優で声優の春名風花が25日から26日にかけてツイッターを更新。夏休みが終わるこの時期に、いじめられている子たちへ「つらいなら学校へ行かなくてもいい」と訴える声が増えることに「『学校に行かなくてもいいんだよ』というメッセージは、本来、いじめている側にかけるべき言葉です」と持論を訴えた。

 春名は「毎年この時期になると『無理して学校に行かなくて良いんだよ』というツイートがタイムラインに溢れます」と切り出し「一見優しい言葉に見えますし、緊急対応としても間違いではありません。でも『学校に行かなくてもいいんだよ』というメッセージは、本来、いじめている側にかけるべき言葉です」と訴えた。

 そして「他人の学ぶ権利を邪魔するのならば、学校には来ないでください」「真面目に学校に通いたい人達の迷惑になります」と“いじめている側”へ呼び掛け、いじめられている人へは「あなた方は堂々と学校に行く権利があります。誰にも遠慮せず学ぶ権利があります。その事を絶対に忘れないでください」と強く訴えた。

 さらには「『つらいなら学校なんか行かなくて良いんだよ』と、いじめられた側を追い出して、何事もなかったように学校生活を送る人達を、僕は絶対に許さない」ともつぶやいた。そして「なので、夏休みの終わりに声を大にして書いておきます。『いじめをするのなら、学校なんて来なくても良いんだよ』」と、自身の考えをつぶやいた。

 その後も春名は、いじめられ不登校になった側が勉強が遅れたり、社会復帰できないことの理不尽さをつぶやき、「不登校の受け皿が用意されているなら不登校でも良いと思います。けれど現状は、いじめで不登校を選択した末に学歴もなく引きこもり、社会復帰すらままならない子が大勢いる」。一方いじめた側は、普通に生活を送れることに「納得がいかない」ともコメント。「なぜいじめられた上に勉強する権利まで奪われるのか」など、つぶやきは止まらない。

 翌日にもツイートは続き、「これからは被害者を不登校にすることで『その時だけ』問題を解決したことにしている現状から、もう一歩先の『本当の解決』に踏み出して欲しいと僕は思う」とも呼び掛けていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス