小沢一郎氏、日本は「後進国」 口利き疑惑で政務官辞任意向の上野議員に「司法の忖度」指摘
国民民主党の小沢一郎衆院議員(77)が28日、公式ツイッターを更新。自民党の上野宏史厚生労働政務官(衆院比例南関東選出)が、外国人労働者の在留資格を巡る口利き疑惑を一部週刊誌で報じられたことを受けて辞任の意向を固めたという報道を引用し、「司法の忖度で辞任で終わらせるつもり」として、日本が「後進国」になっていると嘆いた。
小沢氏は「おそらく政務官辞任で終わらせるつもり。この国は今やそういう恥ずかしい国。司法も忖度の『後進国』。法も正義も死語になりつつある」と苦言を呈し、「そういう自覚が必要。この国を前に進めるには、最悪の政権を代える以外にない」と訴えた。
厚生労働政務官を務める上野衆院議員は、都内の人材派遣会社が関わった在留資格認定証明書を迅速に交付するよう法務省に口利きを行う見返りとして、同社から現金を受け取ろうと計画したと報じられている。