読テレ社長、なにわ男子の出演中止を謝罪 「アイドルの力はすごい。想定の上を行った」
読売テレビの大橋善光社長(65)が28日、9月1日から放送開始を予定する大阪市内の新社屋で定例会見を行った。
大橋社長は24、25日の「24時間テレビ」で、同局スペシャルサポーターを務めた関西ジャニーズJr.内ユニット「なにわ男子」の、大阪・あべのハルカスでの出演が中止となったことを謝罪した。当日、同局は、整理券配布の際に想像以上の来場者があり「スペースの都合上スムーズな運営を行うことが難しい」と判断して取りやめたとしていた。
この日、大橋社長は「おわび申し上げないといけないのは、混乱を予防するため、多くのファンの期待に応えられず、予定していた一部プログラムを変更したこと。読みも甘かったといえばそうなる」と謝罪した。
さらに、「アイドルの力はすごい。念には念を入れてわれわれも想定していたが、(人気が)上を行った。万が一にも不測の事態が起こるといけないので変更した。ご不便をかけたが、大きなトラブルは避けられた」と、なにわ男子のブレークぶりを認識していた。
テレビ局と芸能事務所の間の問題については「(圧力やそんたくを)社内で聞いたことはありません」とした。同局が株主でもある吉本興業の闇営業問題には「われわれだけではなく、仲間にもコンプライアンスの徹底を強く求めていく」とした。