坂口杏里容疑者また逮捕 2年前と同じ相手に…「納得できない」容疑否認

 元タレントの坂口杏里容疑者(28)が住居侵入の疑いで警視庁中野署に逮捕されたことが28日、分かった。27日午前8時35分~午前9時15分に東京・中野区にある元交際相手でホストの男性(30)の自宅マンションに侵入した疑い。坂口は17年に同じ男性に対して恐喝未遂の容疑で逮捕(後に不起訴処分)されており、今回で逮捕は2度目。同署によると、坂口容疑者は「逮捕は納得できない」と容疑を否認しているという。

 過去の反省を生かせないまま、再び亡き母を悲しませる愚行に走ってしまった。

 坂口容疑者は、27日午前8時35分~午前9時15分ごろ、東京・中野区に住む30歳の飲食店従業員の男性のマンションに侵入した疑いで28日に警視庁中野署から逮捕された。同署によると「タクシー代を返してもらおうと思った。逮捕は納得できない」と供述している。

 坂口容疑者は事件前に男性と酒を飲み、同じタクシーに乗って男性宅近くで降車。男性の部屋に入ろうとしたところ、拒否され「ドアを閉められた際に手の指を挟まれた」と坂口自ら通報した。その後、警視庁が双方に話を聞き、坂口の逮捕に踏み切った。

 事件当日の27日、坂口は更新した自身のインスタグラムで「元カレにタクシー代返してと言って部屋の前までいったらドアに指を挟まれました」と男性とのトラブルを報告(28日に削除)していた。

 男性側からは「元カノにつきまとわれている」と相談があり、今年、同署は坂口に対して口頭で警告していた。坂口は17年4月にも同じ男性から現金を脅し取ろうとしたとして恐喝未遂容疑で逮捕、その後不起訴処分となっていた。

 坂口容疑者は、13年に亡くなった女優・坂口良子さんの娘で二世タレントとして活躍。16年に所属事務所を退所すると、キャバクラ店でホステスをしながら同年に“ANRI”の芸名でセクシー女優に転身。17年9月に引退を表明し、風俗店で勤務していた。

 18年12月に主催したイベントで「キラキラしている世界に戻りたい」などと芸能界復帰への強い思いを語っていた。最近は「杏里爆発」というバンドで音楽活動も行っていたが、またしてもお騒がせの歴史に新たな1ページを刻む形となった。

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