カラテカ入江「芸能界に戻る気はない」現在はボランティアで清掃活動…渋谷で直撃
芸人仲間に反社会的勢力の忘年会への“闇営業”を行い、吉本興業から契約を解消されたカラテカの入江慎也(42)が28日、東京・渋谷駅付近でゴミ拾い活動を行い、デイリースポーツなどの取材に対応。「芸能界に戻る気はない」などと心境を明かした。
午後8時ごろから渋谷駅に現れ、清掃ボランティア団体とともにハチ公広場やセンター街横を掃除。団体関係者によると、入江は8月8日から定期的に清掃活動に参加しているといい、この日は3回目だという。
解雇処分となり「反省の思い」で慈善活動の一つとして、清掃活動に取り組む。同ボランティア団体に参加した経緯を入江は「周りは大人たちばかり。参加しても大丈夫だろうと思って。元々僕は掃除が好きなので、活動をさせてもらっています」と説明した。
一連の闇営業問題については「僕が発端で先輩芸人も同期にも迷惑を掛けてしまった」と頭を下げ、謹慎処分となった吉本芸人に対しては「私のせいで本当に申し訳なく思っています」と反省の言葉を紡いだ。
相方の矢部太郎(42)とも頻繁に連絡を取り合っているというが、今後の活動については「今はまだ考えられないです。現時点では芸能界に戻る気はない。反省してもしきれないので」。矢部について問われると「今回の騒動でつらいのは相方。申し訳ないです」と目を伏せた。
吉本興業では第三者による経営アドバイザリー委員会が開かれ、書面での契約締結や専属エージェント契約など、新体制が徐々に整えられつつある。反省の思いでゴミ拾いを続ける入江は大崎洋会長や岡本昭彦社長らに掛けたい言葉を聞かれ「自分が起こしたことから吉本を揺るがしてしまって申し訳ない」と話していた。