キャスターの小倉智昭が２９日、フジテレビ系「とくダネ！」で、野球のＵ－１８日本代表が、シャツの胸から日の丸を外して韓国入りしたことに「胸に日の丸をつけてＪＡＰＡＮと入ってるユニホームは誇り。それを着るために頑張ってるのに」と、選手に同情した。

　番組では、悪化している日韓関係について、Ｕ－１８日本代表が日の丸がついたシャツを着ずにＷ杯会場である韓国入りした話題を取りあげた。

　ここまで配慮せざるを得ない状況となっていることに、小倉は「一番可哀想なのは選手だと思う」と切り出し「スポーツをやっていて、胸に日の丸を着けてＪＡＰＡＮと入っているユニホームは誇りですもん。それを着るために頑張ってきてるんでしょ？」とスポーツの“日本代表”の重みを指摘。

　そして「韓国の人も、日の丸をつけた選手に何かをしてしまったらどれだけの騒ぎになるか分かってるはずだから」とも語り、高野連の配慮は少し考えすぎではとの考えを示していた。

　また東海大教授の金慶珠氏も「学生の安全を考えての判断だと思うが、非常に残念で、こういったことが起こってしまうと更に日韓関係が悪いという印象を一般の方も持ちがちだし、他の選手団に波及してしまうと非常に残念」と語っていた。