天竺鼠・川原 クラウドファンディングで着ぐるみを186万円で製作
お笑いコンビ・天竺鼠の川原克己(39)が29日、大阪市の大阪府立江之子島文化芸術創造センターで、30日から開く個展「大きなMaenomeri展」(9月8日まで)のプレオープンイベントを行った。
3度目となる個展に向け、自身考案のキャラ「おでことれちゃったくん」の着ぐるみを製作。費用186万4000円を、クラウドファンディングで集めた。3万円を出資したファンへのリターンとして、川原自ら個展を案内。着ぐるみも初披露した。
「おでことれちゃったくん」は、川原がTBS系で放送されていたネタ番組「あらびき団」に初出演した際、披露したネタをキャラにしたもの。故郷の鹿児島で番組を見ていた祖母が「早く帰ってきなさい」と、本気で心配したいわくつきの作品だ。
クラウドファンディングを集めるにあたり、キングコングの西野亮廣(39)に相談。「絶対いいと思う」とアドバイスされた。おでこの部分が着脱式になった、本格的な着ぐるみが完成。「支援してくれた人のほうが頭おかしい。何にお金を使っているんだ…というみんなで作ったボケです」と、出来栄えに満足していた。
個展では約70作品の展示で独自の世界を展開しているほか「壁に貼られた島田一の介の写真にボールを当てられるゲーム」や「隠れダイアン」などが楽しめるキッズルームも。川原は「本格的な場所でできるのがおもしろい」と自信を見せ、来場を呼びかけた。
当日入場券は500円。期間中はゲストを迎えたトークショー(別途入場券が必要)を行う。