氷川きよし ビジュアル系でアニソン熱唱 シースルー衣装 靴&ネイルも黒で統一
歌手・氷川きよし(41)が30日、さいたまスーパーアリーナで、アニソンフェス「Animelo Summer Live 2019」に出演した。シースルーのジャケット&パンツから、シューズ、ネイルまで黒で統一したビジュアル系スタイルで、パルテノン神殿をほうふつさせるステージに降臨。「ブラックきよし」と名付けた初披露の衣装には、「中性的な色っぽさが出れば」と思いを込めた。「ドラゴンボール超」の主題歌「限界突破×サバイバー」などアニソン2曲を熱唱。激しいヘッドバンギングも決めて、ロック魂で2万8000人のハートを熱くした。
氷川が自身のライブで、同曲をビジュアル系メイク&ファッションで歌唱する姿は、YouTubeの再生回数295万回を記録し、演歌ファン以外にも話題に。ツイッターのトレンドでは日本1位、世界4位となったが“覚醒”のきっかけは2年前に初出場した同フェスだった。
「前回の『アニサマ』で、アイシャドーにボディースーツで『限界-』を歌って、秘めるんじゃなくて、自分らしく解き放った方がいいなと思いました」と心境の変化を吐露。演歌とロックの“二刀流”に、「ズンドコの氷川とのギャップで、注目してくださっている」と胸を張った。
この日は19組が出演。同フェス初出演の鈴木雅之(62)は、「私がアニソン界の大型新人です」とおどけ節を飛ばしていた。