“最後の山口派”村雲、涙の引退「NGTに足りてなかったのは…」
NGT48・村雲颯香(22)が31日、新潟市内の本拠劇場で卒業公演を行って、芸能界を引退した。昨年12月に男性2人から暴行被害を受けて、5月に卒業した元メンバーの山口真帆(23)が、「寄り添ってくれた」と紹介していたのが村雲で、一部ファンからは“山口派”とみられてきた。
4年間のアイドル人生の集大成となるステージで、メンバーから惜別の手紙が読み上げられると、涙がこみ上げた。約9分間に渡るスピーチでは、一連の騒動に対する胸中を、「NGTを守れない自分がイヤになって。全部信じたかったけど、そうできないことも多くて」と激白。「NGTに足りてなかったのは、相手の立場になって考えて、思いやる気持ち。難しい道のりでしょうが、一歩ずつ前に進んでほしい」と苦境にいるグループの再生を願っていた。