三山ひろし、師匠・中村典正さん死後初の座長公演「自分の出せるものは出し切った」

 座長公演の初日を終え、高知県のイメージキャラクター・くろしおくんとポーズを取る三山ひろし=大阪・新歌舞伎座
座長公演の初日を終え、高知県のイメージキャラクター・くろしおくんとポーズをとる三山ひろし=大阪市・新歌舞伎座
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 歌手の三山ひろし(38)が1日、大阪・新歌舞伎座開場60周年記念「三山ひろし特別公演」(19日まで)の公演初日後、囲み取材に応じた。

 8月16日に師匠で義父の作曲家中村典正(なかむら・てんしょう、本名・中村貞夫)さんが、肺炎のため83歳で死去。師匠の死後、初めて座長公演に臨んだ三山は「たぶん辛口なことを言われると思う。まだまだだと思うが、自分の出せるものを出し切った」と天国に届けといわんばかりの熱演を見せた。

 舞台では若き日の森の石松を演じた三山。3年連続3度目の座長公演で、初めて“股旅ものか侠客(きょうかく)ものをやりたい”と自ら申し出た。「男がほれる芝居をやろうと中村典正先生も言ってくれていた。男らしさがあるように」と師匠の教えを守った。

 予告していたけん玉も舞台でさく裂。三山はけん玉4段で2級指導員の資格を持つが、45秒で10の技を決める必要がある5段への昇段は苦戦している。紅白歌合戦の5回目出場に向けて「5段で迎えたい」と、歌や芝居とともに特技の腕も磨く。

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