ザブングルが謹慎明け生出演 被害者に謝罪「申し訳ございませんでした」
闇営業で謹慎処分を受けていたお笑いコンビ・ザブングルが2日、ニッポン放送「高田文夫のラジオビバリー昼ズ」に生出演し、詐欺被害者の人や関係者に改めて謝罪した。2人は8月31日まで2カ月間、謹慎処分を課されていた。
番組に出演した2人は別の話題を振る高田文夫を何とか遮り「まずは言わせて下さい!」と切り出し「改めて関係者の方々、応援してくれた方々、何よりも詐欺被害に遭われた方、ご家族の方、不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした」と謝罪。「今日から新たな再スタートでやらせていただきます。よろしくお願いします!申し訳ございませんでした」と頭を下げていた。
謹慎期間中は熊本県の老人介護施設でボランティアを行っていた2人は「ネタをやったのではなくて、一緒に介護士の方々と介護させていただいて。お風呂入れたりおトイレに連れて行ったり、お食事を食べてもらったり、おやつとか。その他掃除とか、いろいろやらせていただいた1カ月だった」と振り返った。
一番苦労したというのが「89人いらして顔と名前を覚えるのが大変で」(松尾陽介)。また、こちらから覚えるだけではなく、逆に覚えてもらわなければ「心を許してもらえない」と、毎日自己紹介タイムで「最後にコール&レスポンス形式で『松尾さーん』と(返してもらった)」という。
だが最終日にまさかの展開が。「職員の方に『加藤さん、安藤さん、1カ月お疲れ様でした』と。職員の方に名前間違えられると…」と、松尾の名前を間違えられるというハプニングが。これにはパーソナリティの高田文夫も松本明子も大笑い。
一方の加藤歩は住んでいた部屋には家電製品が一切なかったことから「洗濯はしないといけないので、お風呂に入った時にシャンプーの残りで足で踏んで…」と苦労話を明かしていた。
熊本でのボランティアの後は北海道・釧路や関東各地でボランティアを行ったといい「色んな方、人生の先輩と出会って、何百人と会うことなんて、なかなかない。すごい経験させてもらった」と、貴重な経験に感謝をしていた。
2人は反社会的勢力が参加する忘年会に事務所を通さず参加し、金銭を受け取ったことから所属先から8月31日までの謹慎処分を下されていた。