女優の吉柳咲良（１５）が２日、都内で行われた映画「初恋ロスタイム」（２０日公開）の完成披露舞台あいさつに出席。憧れの俳優という竹内涼真（２６）と初共演を果たした映像デビュー作がついに完成し、歓喜のあまり涙を流した。

　吉柳は小６の時に「第４１回ホリプロタレントスカウトキャラバン」で歴代最年少グランプリを受賞し、これまでにミュージカル「ピーターパン」などに出演。舞台を中心に活躍していたが、デビュー３年目である今年、初の映像作品に挑んだ。

　「どうなるのか」と不安を抱え、挑んだ作品だが「１００％の力を出し切ることができた」と自信。緊張の日々をキャストに支えられたといい「すてきなキャストの皆さんに囲まれて本当に幸せです」と涙を流した。

　吉柳が「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のグランプリを獲得する瞬間に立ち会っていた竹内は「小６の時のオーディションで『竹内君と共演したい』って言ってたでしょ。こんなに早く共演できるとは。今日なんて肩出しちゃって」と成長した後輩の姿に目を細めていた。

　舞台あいさつには、映画初主演を務めた７人組ボーカルダンスユニット「Ｍ！ＬＫ」の板垣瑞生（１８）と共演の石橋杏奈（２７）も出席した。