藤山直美の水着写真を思い出しながら演じたい 8歳差で女将役の三林京子
女優の藤山直美(60)が3日、京都市内で行われた「喜劇 道頓堀ものがたり」(10月12日初日、京都南座)製作発表に参加した。
2000年に大阪松竹座、東京・新橋演舞場で初演され、再演を重ねた今作。芝居が好きな田舎娘・お徳を演じる藤山は「初演は(物語の)はじめの方が実年齢に近かった。時の流れを感じます」と笑わせた。
お徳を引き取る芝居茶屋の女将・菊乃役の三林京子(68)は「この間、写真整理をしてたら、直美ちゃんと私の水着の写真が出てきた」と告白。藤山が「枝雀師匠も?和歌山でしょ」と笑う中、三林は「(自身も藤山も)細くてかわいらしかった。(今回は)おかみさんの役。年はそんなに違わないけど、あのときの(水着の)直美ちゃんやと思って演じます」とあいさつして沸かせた。
また、お徳の夫(喜多村緑郎)の主治医を演じる鈴木杏樹(49)が「関西弁でやらしていただくということで。(共演陣の)関西弁を聞くと、自然に出るので。直美さんや林(与一)さん、三林さん、関西の方とお話しさせていただきたい」と話すと、三林は「あんたどこの子?」と質問。鈴木が「神戸なんです」と恐縮しながら返す場面があった。