歌舞伎俳優・市川海老蔵（４１）が３日、都内で、自主公演「ＡＢＫＡＩ　２０１９『ＳＡＮＥＭＯＲＩ』」（東京・Ｂｕｎｋａｍｕｒａシアターコクーン、１１月５～２５日）の制作発表を行った。

　自ら企画に取り組むシリーズの第５弾。今作では「團栗」（どんぐり）名義で、本格的に演出も担当している。ジャニーズＪｒ．のユニット・ＳｎｏｗＭａｎの阿部亮平（２５）と宮舘涼太（２６）もキャストに迎え、「（Ｊｒ．育成に携わる）滝沢（秀明）さんが『いろんなことをやりたい』ということで参加いただきました。お２人から学ぶこともある」と、新星コンビに期待した。

　来年５月には十三代目市川團十郎白猿の襲名を控えており、「海老蔵」としてはラストのＡＢＫＡＩ。「２年前、いろんなことがありました。そのときの舞台は、私の人生の中で忘れられないこと」と１７年６月の同公演期間中に亡くなった、妻の小林麻央さん（享年３４）に思いをはせた。