鳩山元首相「日本人の命より米国が大事なのか」 沖縄で米軍ヘリから窓落下も日本政府は不問に
鳩山由紀夫元首相が4日、ツイッターを更新。米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)所属の大型輸送ヘリコプターが8月27日に窓を落下させながら、日本政府は県の意向に反して米軍に飛行自粛を要請しないという動きを受け、「日本人の命より米国が大事なのか」と嘆いた。
鳩山氏は「また沖縄普天間飛行場を飛び立った大型ヘリコプターから海上に窓が外れて落下した。原因がまだ判明しないという」と切り出し、「しかし県の要請に対し岩屋防衛大臣は米軍に飛行自粛を要請しないと言う。被害情報がないからとのこと」と説明した。
関係者によると、窓は一辺の長さが約58センチと約47センチのプラスチック製で、重さは約1キロあったという。落下地点が同県東海岸から約8キロの沖ということで、人的な被害は確認されていないが、事故につながっていた可能性も否めない。鳩山氏は「日本政府はどこまで米軍に弱腰なのか。政府は日本人の命よりアメリカが大事なのか」と訴えた。