NHK N国に反論も…受信料の問い合わせ「件数はお答えを控える」

 NHKの上田良一会長の定例会見が5日、東京・渋谷の同局で行われた。NHKから国民を守る党が7月参院選で議席獲得して以降、上田会長が会見するのは今回が初めて。

 N国は受信料を払った人だけがNHKを視聴できる「スクランブル放送化」実現を訴えており、立花孝志党首は連日、「NHKをぶっ壊す!」をスローガンにさまざまな声明動画をネット投稿している。

 N国の議席獲得後、視聴者からの問い合わせ件数や増減などを問う質問に、NHK側は「受信料制度あるいはスクランブル化について、視聴者の皆様からさまざまな意見や問い合わせは寄せられておりますが、件数についてはお答えを控えさせていただきます」と述べた。

 過去発表事例があるとの取材側からの指摘には、「基本的に発表しないのが通例」とした。

 上田会長はN国議席獲得を「民意のひとつ」とし、受信料制度について「NHK一丸」で国民に理解を求めてゆくと繰り返した。

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