上西小百合、N国のMX&マツコ訴訟の「原告1万人」に疑問符「どうやって証明?」
元衆議院議員でタレントの上西小百合が、NHKから国民を守る党(N国)がTOKYO MXとタレントのマツコ・デラックスを相手取って総額1億円の慰謝料を求める集団訴訟を起こす方針を打ち出したことを受け、同党に投票した有権者を「原告1万人」の対象としていることについてツイッターで疑問を呈した。
上西は、N国の立花孝志党首が4日に投稿した動画サイト「ユーチューブ」で明かした訴訟についての方針に対して、同日夜に更新したツイッターで異論をつづった。
「N国党立花議員がMXとマツコさんを訴える一万人をわざわざ募集して裁判をしたいらしい」と切り出した上西。N国は7月の参院選で同党に投票した有権者から原告を募集し、「先着1万人」の原告団が1人当たり1万円の損害賠償を求めるという方針を示した。立花氏は原告団には入らないという。
この“先着1万人”について、上西は「7月の参院選で同党に投票した有権者が対象らしいけどどうやって証明するんだろうか」と指摘。投票したという確証が得られない中で、1万円目当ての“自己申告”を許してしまう可能性もあるという、あいまいな点に疑問を投げかけた。
さらに、上西は「因みに裁判には税金が投入されます。彼はいつになればユーチューバーだけでなく、“本当の意味で”参議院議員になるのだろうか」と、立花氏がユーチューバー的発想のままであるという皮肉を込めて、国会議員としての自覚を促した。