小柳ゆき 活動休止は「歌手をはき違えていた」
歌手・小柳ゆき(37)が6日、カンテレで放送された「快傑えみちゃんねる」に出演。17歳でのデビュー曲「あなたのキスを数えましょう」が大ヒットし、「はき違えてた」と自分を見失ったことを明かした。
現役高校生としてデビューし、抜群の歌唱力でいきなりスターの仲間入りを果たした小柳。しかし、「ちょっとなんか、歌手というものをはき違えてた。歌ってればいいと思っちゃって。だからそうじゃない仕事とか、自分の家で歌うことはしなくなった」。小柳は2005年1月から活動を休止し、ロンドンで4カ月を過ごすことになった。
番組MCの上沼恵美子は「いきなり(売れる)ってのは、自分を見失うんですよね。そうなると1回、やめたくなるんですよね、いきなりスターに(なって)は」と語りかけると、小柳は「そうなんですよね」とうなずいた。
自分を見つめ直すことになったロンドンでは「結局、毎日歌ってたんですよね、家の中では」と振り返った。
休止期間を経て、小柳は06年9月、Zepp TOKYOで03年12月以来約3年ぶりの単独ステージに立っている。